ドライブレコーダーを自分で取り付ける方法を紹介します!
今回取り付けるドライブレコーダーはこちら。
Amazonで約¥8,000で購入した、前後カメラ搭載ドライブレコーダー(しかも駐車監視機能もついてる)。
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今回は、前カメラはもちろん後ろカメラの取り付け方法まで紹介します。
配線は全て隠した、見た目重視の超スッキリ取り付けになります。
ドライブレコーダー取り付けに必要な道具
今回、私がドライブレコーダーを取り付けた時に使用した道具を紹介します。
- ドライブレコーダー本体
- 内張はがし
- 養生テープ
- 電源ソケット(ヒューズタイプ)
- 配線とおし
ドライブレコーダー本体
取り付けるドライブレコーダー本体です。
私はこちらを購入しました。
内張はがし
配線する際、ピラーなど色々と内装パネルを外すので、その時に使います。
養生テープ
内張はがしで内装パネルを外す際に傷がつかないように、保護する時につかいます。
「傷ついても気にしないよ」という人はいらないかも。
電源ソケット(ヒューズタイプ)
※人によっては不要かも。
今回私が購入したドライブレコーダーは、電源がシガーソケットからとるものでした。
シーガーソケットから電源取れるのは簡単でとても良いのですが、その分、配線丸見えでスッキリ設置したい人には不向き。
カローラツーリングの場合、シガーソケットは運転席隣のアームレスト下ボックス内にあるからね。ここから配線引っ張ったら見た目が…(汗)
というわけで、電源をヒューズボックスからとれるように、電源ソケットを別途購入。
こんなやつです。
検電テスター
ヒューズから電源を取りますが、ヒューズのプラス側を確認する際につかいます。
使い方のイメージは、Amazonの商品ページに画像が載ってるので確認してみてください。
※難しくないですよ。
配線とおし
見えない狭いところに配線を通すのに使用します。
こんなやつです。
手も入らない部分に配線を通すのはなかなか大変。
そんな時に "配線とおし" でガイドしてあげながら通すと、作業がかなり楽になります(イライラが減ります)。
「内張はがし」と「配線とおし」がセットになって売ってたりするのでこれ1個そろえておくでも良さそう。
ちなみに私は、針金ハンガーで代用しました…(笑)
どうやって使ったかは、この後の実際の取り付け方法のところで紹介します。
ドライブレコーダーの取り付け位置|配線方法をイメージする
まずは作業に入る前に、配線の取り回しなどを考えます。
私は今回このように配線しました。
まずは電源(ヒューズ)の位置を確認。
カローラツーリングの場合は、助手席の下にヒューズボックスがあります。
※ヒューズボックスの位置が分からない場合は、取説に記載されているはずなので確認してみると良いと思います。
このヒューズボックスを起点に、前カメラに電源ケーブル(USBケーブル)を通しておきます。
また前カメラと後カメラも直接USBケーブルを接続してあげる必要があります。
こんな感じで配線通した
- (前)フロントガラスに前カメラ設置
- (前)Aピラーを配線通す
- (前)足元を配線通す
- (後)足元から天井まで配線を通す
- (後)リアガラスに後カメラ設置
最初は、天井の端を這わせて配線通すのが一番楽かな?と考えていましたが、サイドのエアバッグとかあるので、やっぱり下通そう、と考えこうなりました。
ヒューズボックスから電源を取り動作確認
シガーソケット電源をヒューズ電源ソケットに接続
先ほど紹介した、ヒューズタイプの電源ソケット。これを使います。
ドライブレコーダー側のシガーソケットタイプの電源を、これに接続します。
ヒューズタイプの電源ソケットはこんなやつです。
これに、ドライブレコーダーに付属してきたシガーソケットプラグを挿入します。
さしてくるくる回すとしっかり固定できます。抜け防止もしっかりしています。
ヒューズボックスの位置確認
カローラツーリングの場合は、助手席の下にヒューズボックスがあります。
足元に頭をつっこんでみると、パネルがあるので外します。
手でツメを押しながら外します(簡単に外れるとおもいます)。
するとこんな感じ。
パネルが外れると、左上の方にヒューズボックスがあります。
最初はヒューズボックスには蓋がついています。写真はフタを外した状態(黄色や青色のヒューズがたくさん見えます)
ヒューズからアクセサリー電源を取る(ACC電源)
ドライブレコーダーは、アクセサリー電源から電源をとります。
(アクセサリー電源:エンジンをONした時に通電する電源です。)
ヒューズボックスの中から、このアクセサリー電源を探します。
今回は「SFT LOCK-ACC」からとりました。
実際には、黄色四角で囲んだところからアクセサリー電源をとります。
ペンチやピンセットを使って、このヒューズを引っこ抜きます。結構固いです。
私はピンセットを使ってテコの原理で外しました。
ヒューズを外すための道具「ヒューズクリップ」というのもあります。
このためだけに買う必要は感じませんが、安いからついでに買うでも良いかも。
外したところに、先ほどの電源ソケットのヒューズを取り付けます。
この時、ヒューズには向き(プラスとマイナス)があります。
プラスとマイナスを確認するにはテスターを使います。
プラス側に、ケーブルが出てる方の足がくるようにヒューズを取り付けます。
※今回は5Aのヒューズのところにさしたので、電源取る用のヒューズも5Aのものを用います(電源ソケットには15Aのヒューズも交換用として付属されています)。
そしてアースも接続する必要があります。
今回は、ヒューズボックスの近く(赤丸部分)にアース線を接続しました。
メガネレンチで少し緩め、そこにはめ込む感じで取り付けました。
ここまできたら、USBケーブルをドライブレコーダーに接続してみます。
ドライブレコーダーに電源が供給され映像が映ればOKです!後カメラもつないで確認してみましょう。
電源を取り出す事ができたので、あとはキレイに配線していきます。
※ここからが面倒なんですがね…。
ドラレコ 前カメラ設置方法|配線をキレイに隠しながら設置
まずは前カメラから。
後カメラよりは、前カメラの方が簡単かな。
前カメラの配線イメージ
こんなイメージで配線していきます。
前カメラの配線!
- フロントウィンドウに前カメラを設置
- Aピラーの中をケーブル通す
- ケーブルを下(ヒューズボックス)まで通す
Aピラーを外す
写真の位置に、内張はがしを突っ込みます。
少し浮かせたら指をいれ、両手で持ちながらゆっくりと引っ張り外します。
カローラツーリングの場合は、上と下の2か所クリップで固定されています。エアバッグ開いたときにピラーが飛ばないように、ここまでしか開かないようになっているようです。
このような白いクリップで固定されています(写真は全て外れたあと)。
狭いですが手を突っ込んで、赤矢印のツメを押しながら(私は内張はがし使いました)外してあげると、ピラーごと外すことができます。
上と下の2か所のクリップを外します。ここまで外れればOK!
完全に取り外す必要はないです。取り付けるの面倒になるので。
ヒューズボックスからAピラーにケーブルを通す
ここがちょっと面倒です。
ここであると便利なのが、配線通し。といか無いとかなり大変。
私は、このような針金ハンガーを代わりに使いました。
ぐるぐる巻いている箇所を外し、まっすぐ1本にします。
そのままでは長すぎるので、適当な長さに切断(ニッパーとか使って)。
針金の端がむき出しになっているので、養生テープで保護します。
保護しておかないと、車にぶつかったりし傷つける恐れがあるので必ず!(そういう意味でもちゃんとした配線とおしを使う事を推奨します)
そうしたら、先ほどヒューズボックスがあったところに潜りこみ、そこから上(ピラーの方向に)方向へ配線とおしをいれます。
このように、ピラーとヒューズボックス間をうまく配線とおしが通ればOK!
コツは、ヒューズボックスのところに頭を突っ込み上を見上げます。
すると、配線が通れそうなところに光が見えます。その光(隙間)に配線とおしが通るように、ゴニョゴニョしていけばOK。
場合によってはなかなか通らず苦戦するかと思いますが、落ち着いてやっていきましょう。
配線とおしが通ったら、同じところにUSBケーブルを通していきます。
先ほどの配線とおしの端とUSBケーブルを固定します。
私はこのように養生テープで巻き付け固定しました。外れないようにしっかりと固定してあげます。
固定したらピラー側の配線とおしをゆっくり引っ張り抜きます。
抜くと同時に先ほど固定したUSBケーブルが一緒に通ってくるはずです。
※途中引っかかったな、と感じたら無理やり引っ張らず、戻して引っ張りを繰り返し確実に通していきます。
※無理やり引っ張ると、先ほど固定したUSBケーブルが抜けてしまいます…。そうすると再度やり直しになるよ。
うまく出来ると、このように上と下でケーブルが通ります。
ここまで来たら、上側はピーラーの中に配線を通し、そのままフロントガラスに設置するドライブレコーダー側へ配線します。
※難しくないので写真は載せません。
前カメラと後カメラ設置の場合は、以下の通り作業を2回行います。
※使用するドライブレコーダーによって違うかもしれませんが。
- 「前カメラ ⇔ ヒューズボックス」間の配線
- 「前カメラ ⇔ 後カメラ」間の配線
前席から後カメラへ配線を通す|座席下側面を通す
次は、先ほどヒューズボックス側から出てきたケーブルを後カメラ設置個所まで伸ばしていきます。
こちらの写真は助手席の足元です。
現状、フロントガラス→Aピラー→ヒューズボックスへと配線が通ってる状態だと思います。
次は、ヒューズボックスから後カメラのある方へ配線をひっぱっていきます。(赤矢印の方に)
足元のステップカバーは内張はがしを入れて、手で引っ張ると取れます。
ステップが外れたら、その中にケーブルを通していきます。
後部座席までケーブルを通していきます。
後部座席の足元までケーブルが来たら、今度はトランクルームに向けて配線を伸ばしていく必要があります。
そのために、後部座席のゴムパッキン(ゴムモール)を手で外していきます(写真の赤線部分)。
ゴムパッキンが外れると、隙間(赤矢印)部分にケーブルを通せそうなスペースが出現します!ここにUSBケーブルを通していきます。
そのために、いったんラゲッジルーム(トランクルーム)へ行きます。
ラゲッジルーム側から後部座席へアクセスします。
写真のように、後部座席後ろの側から配線を通していく作戦です。
①にカバーがついていますが、まずはこれを外します。上に引っ張ると簡単に外れます。
カバーはこんなやつでした。
外れたら、ここから配線とおしをいれていきます。
そのまま、先ほどの後部座席まで伸ばしていきます。
直線では無いので、曲がってあっちゃこっちゃ行くので、その点がちょっと難しいかな。
配線とおしの方向を修正しながら、あきらめずに通していきます!
ようやくケーブルが通りました(ちょっと感動…)。
このUSBケーブルは写真の「ここを通す!」へ通しました。
ラゲッジルームから天井へ配線を通す
ここまで来たらもう少しです!
といってもここからもまた結構大変ですが…。
この後は、写真の赤線のイメージでケーブルを配線していきます。
「後部座席後ろ脇→天井→蛇腹→リアガラス」と配線していきます。
※見えない配線って結構大変ですね…。
まずは、天井の内張を止めているピンを外します。
天井の隙間にケーブルを通していきたいのでそのためです。ピンを外さないと手が入らず作業性が悪いので。
天井の内張が外れたら、後部座席後ろ脇からリアガラスの蛇腹あたりまで配線を引っ張っていきます。
適宜、配線とおしを活用してケーブルを引っ張っていきます。
※ここまでの作業をやってきた方なら、この辺りの作業は問題なくできると思います!
蛇腹に配線を通す!|天井からリアガラスへの配線
次は、リアガラス近辺へケーブルを引っ張るために、この蛇腹の中にケーブルを通していきます。
まずは、蛇腹を車体から外します。
外すとこんな感じ。白いカプラーにツメがあり、これで固定されています。
蛇腹を持ち、少し上げ、隙間に内張はがしなどを入れます。この時ツメを押しながら外していきます。
上下2か所とも外します。
外れたら、こんどは蛇腹の中にケーブルを通します。
まずはNG例から!
いつものように配線通しを蛇腹の中に通して、それに沿わせてUSBケーブルを通す作戦を試しました。
※こんな感じで、蛇腹の中に配線とおしをいれました
蛇腹の中狭すぎて配線とおしに沿わせてUSBケーブルを通すことができなかった…
そうなんです、今回通したいUSBケーブルですが、端子がでかい…。しかもL字タイプ。
このデカい端子を、配線とおしに沿わせて通す事はムリでした!
というわけで、地道にやりました。配線とおしなどは一切使用せず。
USBケーブルの先を少し入れては、ゴニョゴニョして少しずつ蛇腹の中を進めていきました。
超地味な方法ですが、確実にケーブルが蛇腹の中を通っていきます!
結構時間かかるし手も疲れますが、端子のデカいUSBケーブルでもなんとか蛇腹の中を通すことに成功!
でもってここでもまた問題が…。というかやらかした失敗例を…。
写真の通り、白いカプラーの中にUSBケーブルを通すのを忘れてたという…。
「よっしゃ!ようやく蛇腹の中通った!」と思ったら、ケーブル通し忘れている箇所があることが判明。
「チーン」というわけで、せっかく通したケーブルを一度抜き、再びやり直し。
※皆様はお気を付けください!
色々失敗がありましたが、ようやく蛇腹の中にUSBケーブルを通すことができました!
残るは、後カメラの取り付けだけです!
後カメラ(リアカメラ)の取り付け&接続
先ほど蛇腹の中を通ったUSBケーブルは、写真赤四角のあたりに出てきます。
USBケーブルを接続する前に、まずは後カメラを設置してしまいましょう!
後カメラの取り付け位置を確認します。
とりあえず手で当ててみて、この辺りかな~?というイメージを。
設置位置が決まったら、固定します。(私が購入したドライブレコーダーには、強力両面テープが付いていたのでそちらを使用しました)
あとは配線!
と言っても、先ほどの蛇腹を通したUSBケーブルをカメラ本体につなぐだけ。
こんな感じ。
ケーブルを通したところはこんな感じ。
ケーブルの太さ分若干パネルが浮いてます。
ケーブル太さに合わせてパネルを削るとかもできると思うけど、なるべく車に傷はつけたくなかったのでこのままです。
※ドライブレコーダー設置してもうすぐ2ヶ月経過しますが、とくに不具合なくです。パネルが外れたりも無し!
これまで色々外してきたやつを元に戻し作業は完了です。
まとめ|意外に簡単ドライブレコーダーの設置
以上がドライブレコーダーの設置方法でした。
前後カメラだと少し作業が増えますね。
後カメラの配線(蛇腹通す)あたりがちょっと面倒ですが、全然自分でもできる内容だと思います!
ディーラーやカーショップに頼むと1万円とか(もっとかな?)工賃取られるので、これくらいなら自分でやってしまうのも良いと思います!
是非チャレンジしてみてください。
こんかい取り付けたドライブレコーダーはこちら↓
ドライブレコーダーの紹介記事も是非ご覧ください↓
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