iPhone6s発売から間もなく6カ月が経ちます。これに伴い、au、docomo、ソフトバンク各社のiPhone6s端末でSIMロック解除ができるようになります。
本記事では、SIMロック解除の方法についてまとめていいきます。
SIMロック解除って?目的は?
まずはSIMロック解除どうこうについて再度確認していきましょう。
SIMロックってなに??
iPhoneなどの携帯電話にはSIMカードというものがささっています。このSIMカードは見た目は一緒ですが、各キャリア(auとかdocomoとかソフトバンクとか)で購入した端末でしか使用することができません。
例えば現在使用しているauのSIMカードを、昔つかっていたdocomoのスマホにさしても使えません。「不正なSIMです」といった感じになります。SIMカードが使えないと電話もデータ通信(ネット)もできません。Wi-Fiつないでネットはできますが。そうなるともう携帯電話としての機能は果たしません。
逆に、SIMカードも端末も同じキャリアなら、SIMカードを差し替えれば使える(電話もデータ通信もできる)というわけです。
SIMロック解除義務は国からのお達し
総務省は2014年10月31日に「SIMロック解除に関するガイドライン」の改正案を発表しました。2014年12月22日には改正が実施され、2015年5月からSIMロック解除義務化がはじまりました。
2015年5月以降に発売される端末(iPhoneとかのスマホ等)に関しては、どのキャリアの全て(一部除き)の端末でSIMロック解除をできるようになりました。
SIMロック解除義務化の目的
わたしたち利用者がキャリアの乗り換えをしやすくしキャリア間の競争を促進するためといったところでしょうか。
もともと、SIMロックをかけることでMNP等でキャリアを乗り換えても同じ端末を利用することができませんでした。キャリアを変えたら(auからdocomoへ乗り換え、等)端末も買い替え直す必要があり、わたしたち利用者にとっては非常にうれしくない仕組みでした(MNP乗り換えを躊躇する理由でもありますね)。
これからはそんなことがなくなるのが、SIMロック解除義務化です。
iPhone6s発売から間もなく6カ月 ⇒ SIMロック解除できるよ!
au、docomo、ソフトバンクともiPhone6s購入の約6カ月後くらいからSIMロックを解除できる、としています。
auの場合
SIMロック解除の対象となるのは、機種購入日から180日以上経過している機種、となります。
SIMロック解除の手続き方法は以下の2通り。
よくわからないという人はauショップに行けばやってくれます。ただし手数料¥3,000もかかってしまいます(ちょっとばからしいですね)。是非パソコン・スマートフォンの「auお客さまサポートサイト」から手続きを行うことをオススメします。
詳細は以下を参照ください。
≫ SIMロック解除のお手続き | スマートフォン・携帯電話をご利用の方 | au
docomoの場合
端末購入から6カ月以上経過しているものが対象となります。
docomoの場合、SIMロック解除には3通りの方法があります。
電話・ドコモショップでも手続きができますが、au同様に事務手数料が¥3,000もかかります。パソコン・スマホからの「ドコモオンライン手続き」からの申し込みの場合は、手数料がかからないのでこちらをオススメします。
詳細は以下を参照ください
≫ 2015年5月以降に発売された機種の手続き | お客様サポート | NTTドコモ
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの場合は、端末購入日より181日経過以降に可能となります。
SIMロック解除の申し込み方法は以下の2通りです。
ソフトバンクショップでの手続きもできますが、他社同様に手数料¥3,000かかります。そのため手数料が無料となる、オンラインでの申し込みがよいでしょう。
詳細は以下を参照ください
≫ ソフトバンクの携帯電話を他社で利用する / SIMロック解除 | SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクのご利用について確認する | お客さまサポート | モバイル | ソフトバンク
まとめ
以上がiPhone6sのSIMロック解除の方法でした。
SIMロック解除により、3大キャリアの他にも最近少しずづ認知度があがってきた格安SIMという選択肢もこれから増えますね。何よりも月額料金の安さが魅力の格安SIM、わたしもちょっと考えようかな…。