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【解説】車のリアモニター(TVM-PW900・PW910)の取付方法を画像付きで詳しく解説!(ヴェルファイア取付例)

2017年8月20日

後部座席に座っている人もテレビや映画が見れる!パイオニアのリアモニター「TVM-PW900」の取付方法についてまとめていきます。

最新の「TVM-PW910」についても同様の方法で取付可能ですので、TVM-PW910をお持ちの方も参考にしてみてください。


カー用品店での取付には費用がかかる…

モニター自体はAmazonや楽天市場などで店舗で購入するよりも安く購入できます。

ただ、せっかくネットで安く購入できたとしても、その取付(カー用品店に取付をお願いする等)にお金がかかってしまっては意味がないですよね…。

カー用品店での取付費用はいくらくらい??

取付にかかる費用の目安としては、「¥10,000円~」のようです。作業時間は60分程度とのこと。

※オートバックスの公式ページに記載の価格になります。
工賃参考ページ:オートバックス公式ページ

ちなみに、イエローハットのホームページには具体的な価格の記載はありませんでした(要店舗問い合わせ、とのことです)

ただし、ここで記載した工賃はモニターを店舗で購入した場合の工賃になります。つまりネットでモニター本体を安く購入して、店舗に持ち込んで取付てもらうという場合はこの費用とはならない点にご注意ください。

ネットでモニターを購入して、カー用品店に持ち込むことも可能

できないことはありません。Amazonや楽天市場などで安く購入して、それを店舗に持ち込んで取付というのも可能です。

費用については各店舗に問い合わせないとわかりません。が、前述の1万円以上がかかることは必至だと思います。

総額でいったら店舗で商品購入してそのまま取付の方が価格的には安く収まるかもしれません。

 

というわけでなるべく安く取り付けたい、という方は頑張って自分で取り付ける(詳しい知人にお願いするとか?)という選択しかないと思います。

 

そんな方にも、自分で取付挑戦してみようかな!と思えるように、すこし詳しく取付手順を記載していきたいと思います。参考にしてみてください。

※取付に関しては自己責任でおこなってください。自身の無い方は我慢してカー用品店にお願いしましょう。

まずはTVM-PW900 or TVM-PW910 を準備する!

まだ手元に取り付けるモニターが無いという方は、購入しましょう。

もし小さい子供に後部座席でDVDなどを見せる、ということを考えている方はTVM-PW910よりもTVM-900の方がおすすめです

この辺のどちらが良いか?については以下の記事でまとめていますので参考にしてみてください。

関連記事 ≫ 後部座席で映画やテレビが見れるパイオニアリアモニターレビュー【TVM-PW900】TVM-PW910との違いは?

TVM-PW900 or TVM-PW910 の取付準備

【準備0】TVM-PW900 商品の中身確認

まずは取付の前に購入したリアモニターの内容物を確認しておきましょう。

大きく以下の3点が入っています。

  • リアモニター本体
  • 電源ケーブル
  • モニターカバー(枠)

【準備1】取付後のイメージを確認しておこう!

まずは出来上がりのイメージを確認していきましょう。ゴールはこんな感じです↓ゴールのイメージが無いと、どうしても何をすればよいか迷ってしまいますからね。

↓ヘッドレストを外すとこんな感じ。

【準備2】取付の手順を確認しておこう!

リアモニターの取付は大きく以下の2つの作業になります。

  1. 後部座席(または運転席)後ろにモニターの取付&配線
  2. 電源ケーブルの配線・接続

それでは詳しくみていきましょう。

取付手順1 - モニターの取付&配線

それでは実際に取付作業に入っていきます。

【手順0】バッテリーのマイナス側を外しておく

モニターに取付には、電源の接続等がともないますので安全のために初めにバッテリーを外しておきましょう。

バッテリーを外さず作業した場合に、知らずのうちにプラスとマイナスが接触しショートする可能性がありとても危険です。

電源ケーブルをいじる場合はまず初めにバッテリーを外すことを忘れずに。

↓ボンネットを開けるとバッテリーがあります。以下の写真では青いやつです。

この右側の赤枠部がマイナス端子になります。

こちらを外しておきます。

外した後は、何かの拍子で間違って外した端子が再びもとの位置に戻らないようにしっかりと固定しておきましょう。

【手順1】モニター取付部のヘッドレストを外す

【手順2】座席の中にケーブルを通す

↓こんなかんじで、モニターに接続する配線ケーブルをヘッドレストの取付根元から出していきます。

そのためには、シートの内部にケーブルを通す必要があります。

やること自体は単純なのですが、結構シートがピチッとしているので少し線を通すのに苦労しますが頑張りましょう。

↓赤線のような感じでシートの中にケーブルを通していきます。

コネクタ部分はヘッドレスト取付部から出していきます(ここが結構きつくて大変…)。

↓まずは、シートにファスナーがついていますので外していきます。

↓この中にケーブルを入れていきます。

ケーブルの向きに注意してください。

上の写真であったように、白いコネクタ部分がモニター側(ヘッドレスト側)に来るようにします。

ヘッドレストに近くなるほどシートがキツキツで大変ですが頑張って。ケーブルを通すときは、手を突っ込んでひたすら出口に向かってコネクタを移動させるだけです!

↓ようやくコネクタ部分が見えてきました…。あと一息です!

↓ここまでくればOKです!モニターに取り付けるために少し長めに出しておきます。

【手順3】モニターにコネクタを接続しシートに固定する

↓次は、コネクタをモニターに接続しましょう。

赤枠部分に白いコネクタを接続します。その後モニターをシートに取り付けます。

シートへの取付は、ステーの左右にある金具をヘッドレスト挿入部分に固定するような感じになります。

写真の左矢印の方向にスライドさせ入れることで固定できます。

 

↓装着するとこんな感じになります。最後に赤枠のカバーを装着します。

【手順4】ヘッドレストをもとに戻し完了!

↓ヘッドレストを元に戻して完了です。

取付手順2 - 電源ケーブルの配線

先ほどまでの作業でモニターへのケーブル接続までは完了しています。

次は先ほど接続したーケーブルを電源側に接続していきます。

↓配線のイメージは赤線の通りです。今回は前にあるカーナビ部分から電源をとるようにします。そこから助手席前・脇を通ってモニターまでケーブルを配線していきます。

【手順0】配線ケーブルの形状や端子を確認しておこう!

既にモニターにケーブルを接続した後ではありますが、モニターに付属の電源ケーブルを確認しておきましょう。以下のような形になっています。

以下の工程で接続していくのは以下の3つです。

  • ACC:アクセサリー(赤い線)
  • アース(黒い線)
  • VIDEO出力(黄色い線)

それでは順番に接続していきましょう。と、その前にケーブルを接続するための準備としていろいろと外していく必要があります。

【手順1】諸々のカバーを外していく

配線を通すために、各カバーを外していきます。
※今回の取付では、ケーブル類は目に見えない内部にスッキリ隠す方法で行っています。

↓ステップ部分のマットを外すと3個所に固定金具が見えますので、ドライバーで外していきます。

↓外した後は、カバーを手で引っ張れば簡単にはずれます。軍手などをしてケガをしないようにしましょうね。

続いては、助手席のダッシュボードを外していきます。

まずは左の赤丸部分の固定レバーを外していきます。手で左にずらすと簡単に外れます。

その後に赤四角枠部のダッシュボード本体を外します。

このダッシュボード本体にも左右に少しでっぱりがありそこで固定されていますので、左右にずらしながら外してみてください。

↓すべて外し終わるとこんな感じです。

【手順2】リアモニターから出ている電源ケーブルをフロントに通す

下の写真のように、リアモニターから出ている電源ケーブルをフロント側に持ってきます。

外したサイドのパネル部分を通してケーブルを持ってきます。

↓ダッシュボードのところも同じようにケーブルを通していきます。外したパネルのところを通るようにケーブルを引っ張っていきます。要所要所で裏を通さなければいけないところもありますが、少し頭を入れて覗いてみるとケーブルが通る程度の空きがありますので、そこを通していきます。最終的にはカーナビの裏側へもっていきます。

【手順3】フロントパネル・カーナビを取り外す

電源をとるために、カーナビが埋まっているフロント部分も外していきます。

【注意】以下の作業前にパーキングブレーキがかかっているか必ず確認してください!

ヴェルファイアの場合は、シフトレバーの頭が邪魔になりパネルが外せないので、まずはこのシフトレバーのノブ(頭)を外します。

四角部の「SHIFT LOCK」を押しながら、シフトレバーを「N」にします。

パーキングブレーキがしっかりとかかっていない場合、車が動き出す可能性があるので、パーキングブレーキがしっかりかかっていることを再度確認してから行ってくださいね。

ノブを外し終わったら、パネルを外していきます。ここは結構思い切りが大切です。

パネルの矢印部分を上につよく持ち上げます。するとパネルが外れます。

このシルバーのパネルはすべて一体型になっているので、下側のパネルがはずれたら今度は上側も外していきます。

↓下側が外れたら、上側は慎重にツメがおれないようにゆっくり外していきましょう(慎重にやっても簡単にとれます)。

下の写真でも見えますが、数か所コネクタが接続されている箇所がありますのでこれも外します。

↓今度は操作パネルを外していきます。これも手前に少し力をいれて引っ張るとはずれます。同様にコネクタが接続されていますので外します。

↓こんな感じのコネクタがあったりします。

↓次は小物入れを外していきます。これも同様に手前に引っ張るとはずれます。

↓外れるとこんな感じです。最後はカーナビを外します。赤丸4か所にネジで固定されていますので、ドライバーで外していきます。ネジの落下・紛失に気を付けてください!

ここではカーナビの固定を外すだけで、カーナビに接続されているケーブル類は外さずそのままにしていてください。

ちなみにパネルの取り外しには”内張り剥がし”というアイテムがあると便利です。傷つけずにキレイにパネルを剥がしたい場合には必須のアイテムです↓

【手順4】外したカーナビの配線からACC:アクセサリー電源を探す!

接続する電源ケーブルの先端はこんな感じになっています。まずは赤ケーブルのACCから接続していきます。
※ちなみに、以下の黄色ケーブル「VIDEO OUTPUT」は今回使用しません。

モニターを2台接続(2台セットで購入した場合等)する場合に使用します。1台目の「VIDEO OUTPUT」と2台目の「VIDEO INPUT」を接続して映像を1から2台目へ流してあげるためです。

カーナビを外した後ろにケーブルの大群が見えると思います。そのなかから赤色のACC(アクセサリー)ケーブルを探します。

ケーブルに「ACC」という名前が書かれているかもしれませんので確認してみてください。

↓こんな感じのACC(アクセサリー)ケーブルが見つかりますので、モニターケーブルのACCをこの赤いケーブルに接続します。

【手順5】映像入出力ケーブルを接続する(黄色いケーブル)

ACCケーブルを探すのと同じ方法で、黄色い映像入出力ケーブルを探していきます。

↓カーナビから出ているケーブルの中に、こんな感じの映像出力(リアモニター出力)があると思います。

このカーナビから出ている映像出力ケーブルに、モニターに付属されていた黄色いケーブル(映像入力)を接続します。

【手順6】アースを接続する(黒いケーブル)

最後に、アース(グランド、マイナス - )を接続します。

車の本体の金属部分はグランドになっていますので、金属部を探してそこにアースを接続してあげればOKです。

↓わたしの場合はこのように、カーナビを固定していたネジの間に挟んで一緒にしめて固定しました。

これでもOKです。モニターケーブルのアース端子の形状からもこの方法が一番簡単です。

【手順7】ここでいったん動作確認をしてみよう

アースの接続まで完了して、カーナビはしっかりと固定した状態に戻っているでしょうか?

そうしましたらここで一度動作確認をしておきましょう。

パネル類をもとに戻した後に動かしてみて「あれっ?動かない…」となるとまたパネル外して…、と超面倒なのでね。

  1. シフトレバーをパーキングに戻す
    → もしレバーがパーキング以外(上の例だと「N:ニュートラル」のままになっているかもしれません)
  2. バッテリーを接続する
    → 作業のために一度バッテリーを外していますので、これを元に戻します。
    走行中に外れないように端子の固定はしっかりと行ってくださいね!
  3. 車のエンジンをかける
  4. モニターの電源がONできるか確認する
    → モニター本体上部に「PWRボタン」がついてますので、そこを押してモニターの電源が入ることを確認しましょう。
    ここで電源が入ればモニターの電源接続自体はOKです!
    ※もしエンジンをかけていないのでモニターがつきっぱなしとなる場合は、ACCの接続箇所が間違っている(Battery:常時電源 に接続されている)のでもう一度見直してください。バッテリー上がりの原因になりますのでご注意ください。
  5. カーナビの映像がリアモニターに映るか確認。
    → カーナビにDVD等を入れて、映像が出力されるかチェックしましょう。
    リアモニターの出力にはカーナビ側の設定変更が必要な場合があるので、映らないなぁ~という場合は確認してみてください(下記参考)。
  6. 全て確認OKだったら取付作業は完了!あとはもとに戻すだけ

参考:カーナビのリアモニター出力設定をONにする(パイオニア carrozzeriaの場合)

我が家のパイオニア(carrozzeria)の場合を記載しておきます。

↓このようにナビの設定メニューのその他設定の中に「リアモニター出力設定」があります。

これを「ON」に設定します。デフォルトは「OFF」となっています。

これでリアモニターへ映像が出力されるか確認してみてください。

【手順8】これまで外したものを逆順でもとに戻していく

全ての動作確認がOKとなったら、これまで外してきたものをもとに戻します。

外した手順と逆の手順で取り付けていけばOKです。

パネルを外した際にコネクタも外した個所があるとおもいますので、そこの接続も忘れずに。

作業完了!お疲れさまでした

これで無事に取付完了です!お疲れさまでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?無事に取付できたでしょうか?

最初の関門はヘッドレスト取付部からコネクタを出すところかなと思います。その後はパネルが外せれば難しいことは無いかなと思います。

一回やってみると「なんだ実は結構簡単にできるじゃん!」と感じることもあります。

カーナビの取付やETCカード、ドライブレコーダーの取付も基本的に同じような作業となります(取り付けるものやケーブルの量に差はありますが)。よければ是非そちらもチャレンジしてみてください!

これで工賃1万円が節約できると思ったらうれしいですね!

今回取り付けたリアモニターはこちら↓

取付時にあると便利なアイテム(内張り剥がし)↓


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